静岡のおしゃれ洋菓子店、キャトルエピスとは?

地元民おすすめ!全てがハイクオリティなひとめぼれカフェ

富士市の閑静な住宅街に、ふと現れるおしゃれな外観

静岡・富士の洋菓子店「quatre epice キャトルエピス」

静岡県富士市に出張で来ていた我々は、空き時間に一休みするカフェを探していた。そんな中、ホテルスタッフのお姉さん一押しのカフェとして教えてもらったのがここ「quatre epice キャトルエピス」

入り口にはその時期おすすめのケーキが紹介されていた

想像よりも広々としている店内は、サーカスのような可愛らしい装飾と少しレトロな雰囲気。キャトルエピスのケーキは常に20種類以上あるらしく、横に大きく広がったショーケースが印象的で種類豊富なケーキがずらりと並んでいる。頭を悩ませながら、なかなか来る機会も限られているし…と言い訳をして1人2種類ほどケーキを選んだ。

とうもろこしのプリンとマンゴーのショートケーキ
チェリーのタルトとモンブラン

シェアをしながら計6-7種類を食べたわけだが(食べすぎている)、個人的に特に美味しかったのは、とうもろこしのプリンと写真はないが生姜のシフォンケーキ。
プリンは2層になっており、しっかりめのとうもろこしムース+程よい甘さのプリンが甘塩っぱくとてもよく合っていた。生姜のシフォンケーキは生姜の爽やかな風味が印象的な軽めの食感で初夏にぴったりなケーキだった。どちらもユニークな組み合わせのスイーツだが、クオリティの高さに驚かされた。

焼き菓子も豊富

入り口を入ってすぐ左、焼き菓子のコーナーも充実している。

焼き菓子コーナー

クッキーからフィナンシェ、マドレーヌやロッシェ(メレンゲのお菓子)などベーシックな焼き菓子がこちらも種類豊富に棚一面にみっちりと並んでいた。クッキーだけで種類は4-5種類ほどあった気がする。私が足を運んだ時はそれ以外にも生キャラメルやアイス、ジャムもあった。一角はキャトルエピスのパティシエ以外の方のお菓子が並んでいるコーナーもあり、ここに来るだけで様々なパティシエのお菓子が買えるのか…と感心した。

モリモリと積まれている焼き菓子たち
こちらはユニークな味のジャムたち

そんな中私が購入したのは、キャトルエピスクッキーとチャイのジャム、生キャラメルの詰め合わせ。
お店の名前がついたキャトルエピスクッキーは、バターときび砂糖のコクに4種類(シナモン・ジンジャー・ナツメグ・クローブ)の際立つスパイスの香り。大人向けのクッキーとの説明があり。複雑な味わいかと思いきや紅茶によく合うとても美味しいクッキーだった。ジンジャーブレッドに似た味わい。

右から生キャラメル、チャイのジャム、キャトルエピスクッキー

本格的なチョコレートバーまで

さらに驚きなのが、入り口右手にはチョコレートのコーナーもある。
こちらもなかなかの種類の豊富さで、しかも本格的。キャトルエピスでは2017年からチョコレートの製造を本格的に始めたそうで、ビーントゥーバーの方法を行っている。(ビーントゥーバーとはカカオ豆を仕入れてからチョコレートになるまでの全ての工程をひとつの工房で行うこと)

ショーケースに並ぶチョコレートたち

産地別のカカオ豆の特徴をいかして作られているチョコレートまで揃っているとは、感服である。

こだわりの詰まったハイクオリティなお菓子の世界

ケーキ、焼き菓子、チョコレート。全てに隅々までこだわりを感じそのクオリティの高さに驚くお店が富士山の麓の富士市にポツンとあるとは。このためにわざわざ富士市に訪れたいと思うほどのカフェ「キャトルエピス」と言えるほど、素敵な場所だった。教えてくれたホテルのお姉さん、ありがとうございます。やはり地元のおすすめは、地元の人に聞くのが一番だなと思った一同だった。

ただ、調べてみると静岡市にも数店舗姉妹店があるようで。富士市は難しいけど静岡市なら…!と思っている人、ぜひ、静岡を訪れる機会があれば「キャトルエピス」へ足を運んでみてほしい。

公式サイト

キャトルエピス 富士店
静岡県富士市瓜島町152-2
TEL:0545-55-3388
営業時間 / 10:00~18:00

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